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資料室
青少年期は、自己(自我)を形成していく段階であるために、
親と学校の保護を受けながら青少年たちの試行錯誤を正して、
正しい方向に導いていく必要があります。
ところが青年になり、自己実現をする時期には導いてくれる人が誰もいません。
自ら責任を取りながら自分で方向を見つけていくものが自己実現の過程だからです。
そのために自己実現期は、他人と一緒に幸福になるために、自分の権利に責任が伴われます。
現社会の大きな問題点の一つは、
青年期に発生する葛藤と問題に対して自ら責任を取ろうとしないということです。
責任を負わなければならない状況になると、「社会が私をこうさせた」と社会のせいにします。
多くの青年たちが葛藤を回避しているために、
自分が責任を取らなければならないということは考えていません。
自己実現を追求するときも、他人と一緒に幸福になる方向ではなく、自分の幸福のみを優先する社会になってしまいました。
その結果、社会の中での人間関係は崩れはじめ、誰も責任を取ろうとはしません。
敵味方に分け、集団をつくり、勢力化しながら
責任は取らない現社会で、責任を取る行動を見ることはあまりありません。
青年の時期に試行錯誤を最小限にできるように、
自己形成ができる基盤をつくってあげなければなりません。
青年の時期はまだ最初からやり直すことができる時期です。
自己実現を追求しているときは、最初からやり直すことはとても難しいです。
そのために青年のときに経験する試行錯誤に対して責任が取れる青年になれるようにしなければなりません。
その過程で再び健康な自己(自我)が形成され、自分の権利をもって同時に責任も取れる健康な成年になれるのです。
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